- 音節
- must1
- レベル
- 最重要
- mustの変化形
- musts (複数形)
[助] 〔məst;((強))mʌ'st〕 (▼語形変化なし;否定短縮形はmustn't 〔mʌ'snt〕)
1 ((義務・必要・強制))…しなければならない,…すべきである,…する必要がある. ⇒NEED(他)2
6 ((自然法則的必然性))必ず…する
7 ((略式))((過去のあいにくの出来事))あいにく…した
[古英語mōste. 原義は「ねばならなかった」で過去の意味であったが,やがて,現在の意味に変わった. 過去現在動詞]
1 ((義務・必要・強制))…しなければならない,…すべきである,…する必要がある. ⇒NEED(他)2
[語法]
(1)この意味のmustの否定(…しなくてよい)にはmust notではなくdon't have [need] to, ((主に英略式))haven't got to, ((英))needn'tを用いる.
(2)過去[未来,完了]形はhave toの変化形(had to, will [shall] have to, have had toなど)で補う:Will I have to [×Will I must] show my passport there?そこでパスポートを見せなければならないのですか.
(3)have [has] toも現在の義務・必要・強制を表すが,mustが話者が課する義務を示して話者の主観や信念を含むのに対し,have to は周囲の事情が課する義務[外的強制]を示すニュアンスがある. しかし,have toはmustより柔らかい感じを伴うので,口語ではmustより好まれる.
(4)I must say [confess, admit, etc.]は話の要点を強調するために会話でよく用いられる.
(5)mustもhave toも未来を表す副詞(句)と共に用いることが可能:I must go there next month. 来月にはそこに行かなければならない.
2 ((否定語を伴って))((禁止))…してはならない(1)この意味のmustの否定(…しなくてよい)にはmust notではなくdon't have [need] to, ((主に英略式))haven't got to, ((英))needn'tを用いる.
(2)過去[未来,完了]形はhave toの変化形(had to, will [shall] have to, have had toなど)で補う:Will I have to [×Will I must] show my passport there?そこでパスポートを見せなければならないのですか.
(3)have [has] toも現在の義務・必要・強制を表すが,mustが話者が課する義務を示して話者の主観や信念を含むのに対し,have to は周囲の事情が課する義務[外的強制]を示すニュアンスがある. しかし,have toはmustより柔らかい感じを伴うので,口語ではmustより好まれる.
(4)I must say [confess, admit, etc.]は話の要点を強調するために会話でよく用いられる.
(5)mustもhave toも未来を表す副詞(句)と共に用いることが可能:I must go there next month. 来月にはそこに行かなければならない.
You must not go.
行ってはいけない(▼このnotはgoと結びつきmust (not go) すなわち「行かないことを義務としてもつ」の意. You need not go. (あなたは行くにおよばない)は(need not) goで「行くことを必要としない」の意)
行ってはいけない(▼このnotはgoと結びつきmust (not go) すなわち「行かないことを義務としてもつ」の意. You need not go. (あなたは行くにおよばない)は(need not) goで「行くことを必要としない」の意)
“May I have this book?” “No, you mustn't. ”
「この本をもらってもいいですか」「だめだ」(▼must not(禁止),may not(不許可),cannot(不許可)のうち,口語ではcannotがふつう).
3 ((確信のある推定・論理的必然性))…に違いない,きっと…だろう(▼(1)反意表現の「…のはずがない」はcan'tを用いるが,((主に米))ではmust not(普通,短縮しない)を「…でないに違いない」の意にも用いる. (2)過去の事についての現在の推定は[must have+過去分詞](…した[だった]に違いない)で表す)「この本をもらってもいいですか」「だめだ」(▼must not(禁止),may not(不許可),cannot(不許可)のうち,口語ではcannotがふつう).
[語法]
(1)She must be kind. はふつうは「彼女は親切に違いない」の意だが,「彼女は親切にしなければならない」の意にもなる.
(2)完了不定詞(have+過去分詞),進行形(be+-ing)の前のmustはふつう「…に違いない」の意だが,文脈により完了不定詞の前 のmustが義務を表す場合もある:You must have finished your report by next March. 君は来年の3月までにレポートを仕上げなければならない.
(3)[must have+過去分詞]は条件文の主節において「きっと~しただろうに[していたはずだ]」の意になることがある:If I had been there, I must have seen the accident. もしそこにいたらきっと事故を目撃していただろう.
4 ((勧誘・要望))((you ~))ぜひ…してください;どうか…してください(1)She must be kind. はふつうは「彼女は親切に違いない」の意だが,「彼女は親切にしなければならない」の意にもなる.
(2)完了不定詞(have+過去分詞),進行形(be+-ing)の前のmustはふつう「…に違いない」の意だが,文脈により完了不定詞の前 のmustが義務を表す場合もある:You must have finished your report by next March. 君は来年の3月までにレポートを仕上げなければならない.
(3)[must have+過去分詞]は条件文の主節において「きっと~しただろうに[していたはずだ]」の意になることがある:If I had been there, I must have seen the accident. もしそこにいたらきっと事故を目撃していただろう.
You must try that restaurant.
あのレストランにぜひ行ってごらん.
5 ((強い意向・固執))((mustに強勢を置く))どうしても…する,…せずにはいられない,…しないと承知しないあのレストランにぜひ行ってごらん.
6 ((自然法則的必然性))必ず…する
7 ((略式))((過去のあいにくの出来事))あいにく…した
[語法]mustは次の場合にも過去形として用いる.
(1)主節の動詞が過去形である従節中で:She said she must find a job by summer. 夏までにぜひ仕事を見つけなければならないと言った.
(2)回想的叙述や描出話法では独立節中で:She was unfit for the work;she must always be stopping to rest. 彼女はその仕事には不向きだった. 絶えず仕事を中断して体を休めなければならなかったから.
(1)主節の動詞が過去形である従節中で:She said she must find a job by summer. 夏までにぜひ仕事を見つけなければならないと言った.
(2)回想的叙述や描出話法では独立節中で:She was unfit for the work;she must always be stopping to rest. 彼女はその仕事には不向きだった. 絶えず仕事を中断して体を休めなければならなかったから.